成田と言えば成田山新勝寺が有名ですが、うなぎもまた有名なもののひとつです。
すでに成田山とうなぎについてはいろんなブログやまとめサイトで紹介されているので今さら記事にすることもないかと思ったのですが、食べてよかったと思える味だったのでご紹介したいと思います。また、昭和の香りが漂う喫茶店もご紹介します。
ふっくら柔らかな成田のうなぎ
成田ではうなぎが名物なのは有名ですが、なぜ成田の名物になったのでしょうか。
やはり印旛沼から獲れたのかな?と思ったのですが、どうやらそうみたいで、昔は印旛沼で獲れたうなぎや魚を周辺の地域の人たちは食べていたとのこと。
しかし現在はうなぎの養殖技術も発達したので、お店で食べられるうなぎはおそらく天然ではなく養殖のうなぎがほとんどだと思います。もちろん養殖はだめという話ではありません。
紫陽花の咲く6月の上野公園
京成上野駅はJRの上野駅から離れたところ、上野公園の近くにあります。
今回は成田開運きっぷで成田へ行きます
成田開運きっぷは往復するだけでも元が取れてしまうお得なきっぷです。
京成上野から成田は往復すると1700円なので、220円もお得になります。
特急で成田へ
都心から1時間も走ると長閑な田園風景が広がります
上野から約1時間20分ほどで成田に到着
駅前から歩きます
コロナ禍なので参道は人が少ない
お店の外観の写真がなくてすみません。
成田にはうなぎ料理のお店がたくさんありますが、その中でも一番有名だと思う川豊に来ました。
席に着いてから注文するのではなく、入口で注文してから中に入ります。
食券が昔のきっぷみたいで、まさかここで旅情を感じるとは思ってもいませんでした。
特上うな重が来ました・・・
店内にはうなぎの焼ける香りが漂い、嫌でもお腹が減ってきます。
しかもうなぎは焼くのに時間がかかるのでなかなかつらい。テーブルに並べている間もそわそわしてしまいます。
なんという輝き・・・
この焼き加減と照りと香り・・・思わずおぉ~っと声が出てしまいます。不味いわけがない。
特上のうな重はうなぎが1.5尾も入っています。最初は上うな重(1尾)にしようと思ったのですが、なんだか自分の中途半端さを感じたのと、せっかく成田に来たのに腹いっぱいうなぎを食べなくてどうすると思って一番高い特上にしたのです。
昼食に5100円も出していいのか?という思いはありましたが、うなぎを口に入れたらそんなことは忘れました。
関東風なので一度蒸しているうなぎはふっくら柔らかで、甘く香ばしいタレがよく合います。
食べ進めるのが非常にもったいなく感じたのですが、名残惜しい気持ちとともに完食してしまいました。
肝吸いで落ち着く
レトロな喫茶店でのんびり過ごす
食後は成田山へ
亀の形をした岩に亀がたくさんいる
みんなのんびりしてる
仲良し?
立派な狛犬
紫陽花が咲く路地裏
成田山新勝寺についてはいろんなサイトで解説されているのでここでは省略します。
周辺の路地裏も素敵なので歩いてみてくださいね。
昭和の香りが漂ってきました
1年や2年ではこの貫禄は出ませんよ?
長い年月をかけて建物に絡まった蔦が素敵です。でも、この植物は成長が早く、放置すると家の中まで侵食してくるので家主からすると厄介者ですが。
本来なら参拝客で賑わっているのかも
コロナ禍の只中に行ったので人がほとんどいませんでした。
渋い店構えと豆大福の看板
惹かれるものがありますが、お腹の中はうなぎでいっぱいです。
長い庇と錆びた宅急便の看板
古いながらもおしゃれな店内
地元のお客さんが楽しく会話しているのが聞こえてきます。
みつまめ・・・惹かれる・・・
カフェオレ600円
なぜかこの頃はカフェオレにハマっていた。
お店のおばちゃんからレモネードが手作りなのを教えてもらったのは、飲み物が運ばれてきたときだった。手作りのレモネード・・・先に知っていたら間違いなく注文した。
モバイルバッテリーでスマホを充電していたら、お店のおばちゃんが、そこにコンセントあるから使っていいわよと言ってくれた。優しい。
バスの時間までくつろいだ。
お会計をしようと思ったがお店の人がいない。
店内を見渡していると、地元のお客さんと思われる集団の中からおばあさんがこちらへやってきた。
「わたしね、ここのお店の人よ」
そう言ってお会計をしてくれた。
お店の人ものんびりお客さんと話をしている。そういう緩い雰囲気がとてもよくて尊く感じる。
「皆さんコロナにお気を付けて」
そう言って見送ってくれた。
こういう喫茶店がいつまでも残ってくれればいいなぁ。
このあとはバスに乗って航空科学博物館へ
記事が長くなるので、また機会があれば紹介しようと思います。
飛行機がたくさん見られるので子供は楽しめるかも。
大人ももちろん楽しめます。
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